2014年11月の家族カウンセリング


★11月は児童虐待防止推進月間
毎日のニュースの中で乳児、幼児、学童、などの子どもを親が虐待死させたという報道を
知るたびに胸が張り裂けそうな思いでいっぱいになります。
私には2歳の孫がいるので、余計身近に感じて悲惨な報道はこころを痛めます。

どうしたら少しでも防げるのか?いったい根本解決には何が必要なのか?
考えると多方面での社会的な改革が必要であることが見えてきます。

虐待には連鎖があります。
虐待をする親自身も幼少期から親に虐待されていた可能性が高いのです。
自分では「やってはいけない、自分がやられて嫌だったことは決してやるまい」と、
こころに誓っても、気がつくと感情的になって自分も子どもに虐待していたという
ケースが多くみられます。
親子の世代を3代、4代と遡って調べてみると、かなり前から虐待のような養育態度が
あったことがわかるケースが多くみられます。

連鎖の原因のひとつには、人の言葉や思考は「習慣」によってつくられるからです。
言葉や思考は人格形成に大きく影響します。もともと持っている気質に足されていく
価値観や判断基準のもとになる思考「考え方」がたいへん重要なのです。

良いものが受け継がれていくのは大いに結構なのですが、生きていく上で自分を苦しめる
考え方が受け継がれると、負の連鎖になってしまいます。
断ち切るには一時的でも専門家のサポートが必要でしょう。気がつかれた方から勇気を
出して、悪い連鎖を断ち切り、自分の世代から良い連鎖をつないでいきましょう!

詳しく知りたい方はご相談を!