2月の家族へメッセージ


2月の家族へメッセージ 

「忍耐もまた行動の一つに形である」 by オーギュスト・ロダン(日本ではブロンズ像「考える人」で有名)

緊急事態宣言もあとひと月延長になりましたね。忍耐のひと月になりそうです。

人の「行動」というものは、行動の前に思考(思う、考える)がありますね。

「思考」の前には感情(気持ち)があります。

そして、「感情」気持ちの前には反応があります。脳の反応です。

「脳の反応」は生まれもつものですから、とても個人差があるのです。感じ方の個人差だと理解していただければと思います。

人がどのような行動をするか、行動をとるか? 

人のその行動のはじまりは、その事柄、出来事に対する脳の反応から!スタートすると思っていただければ幸いです。

●ある出来事に対する①反応→②感情→③思考→④行動 です。

たとえば、誰かが大きな声で叫んだ という出来事がありました。「大きな声」「叫ぶ」これに脳が反応します。

瞬間「怖い!!」と思う人もいるでしょう。「なんか音がした~」という人もいれば、「ぜんぜん気がつかなかった」と言う人もいるでしょう。

「反応」がちがうと気持ち(感情)がちがいます。反応と気持ちはほとんど同時にやってきます。ビクッとする→怖い→不安。そして気持ちは考えを呼びます。不安だ→どうしよう。どうしよう→騒ぎ立てるパニック行動。

あるいは、ビクっとする~どうしよう、までは同じでも、ここで思考の力を使って感情(怖い)をコントロールすることができるケースもあります。音のする方へ見に行く、という行動。なんでもなかったという安心。

あるいは、なんか音がしたけど別に何も感じない→何かあったら行けばいい、と思考で処理をする。行動はしないことを決定する。

このように同じ事柄や出来事を脳がどのように反応するか?は異なり、それによる思考と行動も異なります。家族でもとても個人差があるのです。

誰でも自分の反応は自分しか知らないので、他者が自分とちがう反応をすると、「えっ!なんで?」と思うでしょ。

家族の中でもどうですか?振り返ってみましょう。

それぞれ行動はちがいますか?

ちがいますよね。親子でもきょうだいでも、それぞれ別の個体ですから。

自粛自粛でおうちにいる時間が長くなりました。

夫はテレワーク、出勤は週に1~2回、妻はパート先が閉店になり失業中、なんてお宅が増えているのではないでしょうか。

いっしょにいる時間が長いと良いこともありますが、ひとたび不快なことがあると、イヤぁ~な雰囲気になりますよね。

家族には遠慮がないので、つい感情をぶつけてしまうこと、ありませんか?

ありますよね、人間だもの!

そんなときは夫婦でも親子でも「脳の個体差」があることをちょこっと思い出してくださいね!

家族間のイライラは、おもに「なんでわかってくれないの~」という不満です。

わかってほしいのにわかってもらえない不満から起こることが多いですね。思い当たりますか?

不満が怒りに変わって表現されてしまうと、さあ大変です。

こういうときは、頭の中で(・・・そうか~相手と私は脳の感覚がちがうんだ~感受性もちがうんだ~、だから、わかってもらおうとする方が難しい要求なんだ~)と思ってください。

しかし、自分の気持ちを相手に言葉で伝えることは良いことなので、ぜひ伝えてください。

怒りではない伝え方をしましょう!

「あなたはそうは思わないかもしれないけど、私はこんなふうに感じたのよ。私の感じた思いをあなたに伝えたかったの。それだけだから、『そうなんだ、わかったよ』と言ってくれたら私はうれしいわ。」

こんなふうに気持ちを伝えましょう!

いかがですか?

 

 

家族間の揉め事は小さなわだかまりのうちに早めのご相談を!