2016年10月の家族カウンセリング


★ 気持ちのよい季節に気分よく計画を行動に移しましょう!
10月ですね。
1.しあわせ思考で言うと・・・
「まだ10月、あと3か月もある!」
2.マイナス思考は「もう10月、あと3か月しかない!」
なぜ、1.が良いのか?
それは「ある」と思ったときと「ない」と思ったときとでは、心拍数に異なる影響を
与えるからなのです。
「ある」と思えば気持ちは落ち着き心拍数は安定します。
「ない」と思えば気持ちは焦り自律神経の交感神経を優位にさせて心拍数を上げます。
どうしよう・・・という心配のドキドキを心臓にさせるわけなんです。健康に悪いでしょ。
だから、健康で元気に過ごすには「あるんだ」と思ったほうがいいんです!
しあわせ思考にはちゃんと理由があります。理論があります。
ほかのこともそうです。
「ある」か「ない」かは自分で気分のいいほうに決めていいんです。
お金も勇気も自信も愛も・・・いまなくても「ある」と思ったほうが心拍数があがらなくて
身体が健康ならそれでいいんです。なぜって? 健康なら動けるからです。
動くと、なかったものも「ある」に変わります。得るための情報をキャッチできますから。

つまり、人生を良い方向に進めるためには、最初にやることは「意識」を改革するところ
なんですね。
それが社会全体を良い方向に進めることにも役立つのです。
なぜって?
それは、劣等コンプレックスを防ぐためです。他者と比べて「自分にはない」と思うと、
それがなんであっても劣等感になりやすいです。ひどくなると劣等コンプレックスになり、
その無力感や自己否定感を埋めるために、自分より弱いもの、弱者(子ども、老人、障害者)
を見下したり、いじめたりして、優越感を求めるのです。
人間の恐ろしさですね。
このところ悲惨な事件(相模原障害者施設の殺人、病院での点滴混入殺人)が起きていますが、
それらはやはりこうした人間のコンプレックスによる恐ろしいものが背景にあると
心理学者たちは分析しています。
ですから、誰も加害者にも被害者にもさせない社会を目指すなら、考え方、意識の改革を
小学生くらいから進めていくといいと思います。

当ルームでも出来る限りのサポートをさせていただいておりますので、家族の誰かに
劣等コンプレックスが強いと思われる方がいらっしゃったらご相談ください。