11月の家族へメッセージ


11月の家族へ

11月はとくに「家族の月」としましょう!
それは、11月は「児童虐待防止推進月間」であり、11月22日は「いい夫婦の日」でもあります。そして、11月12日~11月25日までは、パープルリボン運動 ドメスティック・バイオレンス防止運動週間です!!

 

結婚のメリットは、お互いのもつ「自分自身の課題」に気づくことです。

「いい夫婦」と「子どもへの虐待」との関連性を見ると、夫婦がお互いの人格を尊重し、認め合い、助け合い、支え合っているような仲良し夫婦でいることは、健全な子育て環境にあると言えるのではないでしょうか。

それは、夫婦どちらかが、たとえ「健全な子育てによくない考え方」をもっていたとしても、パートナーがそれを止めることができるからです。夫婦で対等な話し合い、目的に沿った話し合い、課題を解決するための「解決志向の話し合い」ができるからです。

ところが、夫婦の関係性で、どちらかが支配的、独善的であったり、あるいは情緒不安定であったり、極端に偏った考え方を持ち、パートナーが話し合いをもとうとしても遮り、とても対等な関係であると言えないケースでは、子どもを守れないことがあります。

虐待という意味がどこまでか、わからない人は多いと思いますが、大きなくくりで言うと、「子どもの気持ち(感情)を中心に置いて、子どもが不安に感じること、子どもが不快に感じること、子どもが恐怖におびえること、子どもが自分が悪いと自分を責めてしまうこと・・・」などは、精神的虐待にあたると思います。

こうした子どもの不安、恐怖、自己否定などが、成育の中で続くと、将来に渡り、子どもの人格形成に大きく影響します。

どのように影響するか?

よくあるケースでは、親の顔色をみる=「他者の顔色をみる」 みるとはうかがう。

子どもにとって親は、生きるために必要な存在です。自分で働けるようになるまでは「生きる」=「親の存在」なのです。つまり、食事も衛生も生理的欲求を満たしてくれるのは親の存在であるため、親の動向は大変気になるものなのです。

夫婦仲良く、笑顔で精神が安定している両親であれば、子どものこころも安定します。安心だからです。

ところが、反対に不安とは安心していない状態です。

夫婦仲が悪く、いつも怒り口調で顔も怖い顔をしている。怒鳴っている。イライラしている。返事もない。あいさつもない。そんな状況の中では、子どもは怯えます。食事は食べさせてもらえるのだろうか?トイレに連れて行ってもらえるのか?お風呂は入れてもらえるのだろうか?身の回りのお世話を気持ちよくしてくれるのだろうか?心配になります。赤ちゃんならおっぱいはもらえるのか?オムツは取り換えてもらえるのか?心配になります。

子どもは言葉に出さなくても「怖い」と感じています。

とくに生まれ持つ気質(遺伝的なもの)が敏感で「怖い」と感じる感受性の強いお子さんは、不安に陥りやすいです。環境が「怖さ」を助長させてしまうわけです。

すると、親の気持ち、親の動向が気になり、意識がそっちばかりにいってしまい、自分自身の気持ちがおろそかになります。親のご機嫌を取ろうとしたり、親の機嫌をそこなわないように気を遣い過ぎたりします。

親の不機嫌は、子どもにとって一大事なのです。自分をみている暇はありません。

自分自身に目が向かなくなる。意識が向きにくくなってしまう傾向があります。これが問題なのです。

自分自身に意識が向かないと、その習慣がついてしまうと、子どもの主体性や自主性が伸びません。親の意識を中心に考えてしまうからです。

「自分の気持ちはどうなんだろう?」「いったい自分は何を感じて何を考えているのだろう?」と自分を掴みにくい自分ができてしまいます。

すると、人生を生きていく上で、生きにくさを感じます。

それは、自分の人生の方向性を決めるときにも、自分が掴めず、何を基準に選択の判断をしていいのか?何を基準に決断していいのか?わからなくなるからです。

つまり、積極的に生きる、自律も自立も遅れてしまうわけなんです。恐ろしいですね。

子どもの人生にまで大きく影響を与えてしまう夫婦の仲。

知った日からでいいんです!知らなかったら知った日からでいいんです。

知った日から始めましょう!

夫婦仲良くするコツは当ルームの「結婚カウンセリング」でもおこなっています。これからご結婚するカップルは一度受けてみてください。

ワンポイントとしては、夫は「共感能力」を養ってください。妻は「結論から話す」ようにしてください。

夫婦の愛は、恋愛のときの愛とはちがい、互いに育てていくものです。

育てる努力を楽しみましょう!

夫婦は各々ちがいます。夫婦のちがいを認めて、互いにいきなり否定しない、批判、非難しない、見下さない、支配しない、まずは「ちがいを受け止める」、そして、互いの人権を尊重し合い、助け合い、支え合う。

言葉で言うのは簡単かもしれません。実践するにはトレーニングが必要です。

トレーニングは二人でする楽しい努力です!

そうして、夫婦が仲良くなると、夫も妻もこころが安定します。お互い満たされた気持ちになります。

この「満たされた気持ち」、これがこころに余裕をもたせます。

この「こころの余裕」が子どもに対してやさしくなれます。子どもに安心を与えます。

すると、子どもは安心した気持ちで、家庭が安全基地となり、外へ冒険に出かけることができます。

それが子どもの自立の第一歩です!!

 

子どもは社会の子。未来の社会を創る大切な存在です。

 

児童虐待防止月間についてのメッセージはこちらから!