10月22日の令和天皇のお言葉に感謝


10月22日は令和天皇の「即位礼正殿の儀」が古式ゆかしく執り行われました。

国内外にご即位を宣言されました。
お言葉の中で何度も「世界の平和」ということに触れておられたことと、国民に寄り添い苦楽を共にするというおやさしいおこころに感謝いたします。

なんの政治的権限もなく象徴天皇となられた現代社会では、天皇の慈悲深い献身的なお言葉だけが頼りです。

私たち日本人は、諸外国とちがってとくに決まった宗教もなく、こころ(感情)のコントロールをするのに何を基準にしたらよいかわからなくなっていると思います。

しかし、私たちすべての人類に共有できるものは、「平和」であることを望んでいるということです。
どこの国に生まれても、肌の色はちがっても、使う言語もちがっても、ただひとつ共有できるものは「平和」であり、安心して暮らせる日常がほしいのです。

人間には「欲」があります。誰にでもありますし、あっていいものです。しかし、限度を超えて欲深くなると、脳の中で欲望を抑えきれずに暴走することがあります。それが国と国の間で起こると「戦争」につながってしまいます。それは本当は誰も望んでいないことですよね。平和で安心して幸せに暮らしたいですよね。
 そうですよね。

それなのに、「戦争経済」と言って、戦闘機や武器を作ることで経済効果を得ようとするところから問題は起きます。そういうことでお金を儲けるのではなく、平和で安心できることで生産性のある事業をおこなうことが望ましいのです。

つまり、経済と平和の因果関係は私たちが真っ先に考えることなのです。
よく考えて見直しましょう!

新天皇のお言葉はそれを私たちに気づかせてくれるものです。