児童虐待防止月間 


11月は「児童虐待防止月間」です!ご存知でしたか?

今年3月に虐待により亡くなった目黒区の「結愛ちゃん」事件。私たち社会に大きな衝撃を与えましたね。
まだみなさんの記憶に新しいと思います。
5歳の結愛ちゃんの書き残した文章には、親からの暴力に耐えながらも、自分を責める言葉がつづられており、私たちのこころに悲しみと多くの涙と、親への怒りと非難の声があふれました。

この事件のほかにも数多くの子どもが虐待にさらされています。死に至る事件は表面化されますが、死に至らないまでも過激な虐待はまだまだ水面下ではたくさんあります。

児童虐待の一覧

こうした虐待が発生する背景には、日本の大きな社会的な問題があります。

まず、教育の現状です。性に対するきちんとした教育もなく、結婚に対する教育もなく、母親・父親になる教育もありません。

こころの成長、こころの自立ができていないまま、誰も何もわからずに、誰にも相談できずに、親の理解もなく恋愛して結婚して、あるいは「できちゃったから」仕方なく出産するようなケースでは、あとから問題が起こることがあります。

こういうスタートで新しい生活に入ると、夫婦のちがい、習慣や価値観、考え方のちがい、すべてのちがい、想像もつかない出来事に戸惑いと焦りと、お互い向き合えなくて、向き合い方も知らなくて、不安に怯えたり、後悔の念にかられたり、そうした中で、もともとの気質に精神が不安定になる要素があるケースでは、精神の不安定な中で、こうした悲劇が生まれることがあります。何も罪のない純粋な子どもの命が奪われるのです!!(もちろん、すべての人がそういうわけではありません。)

ですから、小学生高学年~中学生の間にしっかりとした性教育と人権に関する教育と習慣づけを周知することが最も優先されることだと私は思います。

虐待事件になるケースでは実の父親または母親が加害者になるケースがありますが、気をつけたいのは、幼い子どもをかかえてシングルマザーになった若い母親が子の父親とはちがう別の男性と暮らし、子にとって義理の父親となった男に虐待されるケースが大変多いことです。

このケースでは、暴力をふるう夫だと知っていながら別れられない妻の依存性が課題になります。男も女の依存性を知って近づくケースも多くみられます。またどちらも自己中心的で依存的な要素を抱えたまま共依存で離れられないケースも多くみられます。

また虐待には連鎖があることも忘れないでください。

虐待をする親は、その親も子ども時代に親から虐待されていたケースがみられます。もちろん、親を反面教師として、「自分はこんな親にはならない!」と決意して、親とはどういうものかを学び、人格の素晴らしい親になっているケースもありますが、それより多いのが世代間連鎖です。自分がやられたことを子どもにやり返す。

犯罪心理学でいう「加害者が被害者を生み、その被害者が自分より弱いものに対して加害者になる。また被害者が生まれ、その被害者が加害者になる・・・」この連鎖です。

恐ろしいですね。どこかで連鎖を止めないといけません。

国は児童虐待問題の重要性を改めて認識し、7月に児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策児童虐待防止を発表し実施しました。
これにより取り組みは一層大きく動き出したと言えますが、まだまだ実際には私たちの手の届かぬところで、虐待は起きていて、尊い子どもの命が脅かされています。

厚生労働省の取り組み

気づいた人から、傍観者にならないで、関与してください。おせっかいでもいいんです。みんながみんなで子どもを守りましょう!

子どもは社会の子です。未来の社会を創ってくれる大切な存在です。「自分の子どもだから何をしてもいい」という考えは通用しません。

賛同していただける方は、ご自分のまわりの家族、まわりの子どもに意識を寄せてください。目を離さないようにしっまり見守りましょう!通報は良いことです。早ければ親も救えます。親を加害者にせずに済みます。子どもを被害者にせずに済みます。だから通報は親子を守ることなんです。

当ルームは、オレンジリボン運動に参加しています!

子どもの虐待のない社会にしましょう!